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おばさん、魔女になる

地方に住む中年女性の日記

出産覚書②

 
こんにちは、甘露です。
 
 
今書いている出産覚書ですが、下書きしてみたらあまりに長すぎて。さらに2回に分ける事に致しました lol
 
しばしお付き合い下さいませ♡
 
では、出産覚書第2話、いってみよーー!
 
 
やっとこさ入院の許可が降りた私。
そう、ここは我が地域唯一の産科。ひっきりなしに妊婦がやってくる。ちなみに毎月の検診も、たった5分。(もちろん私と赤ちゃんに異常がなかったからですが。)
先生は爺さんだけあって、腕は確か。どえらい数を取り上げてきた経験からか、妊娠8ヶ月の時の私の逆子も、外からクルリと治してくれて、無事自然分娩ができるようになった。
ただ、爺さんなのである。体力はない。外来は午前中のみ。午後からはお産以外休み。夜もなるべく寝たかろう。
そんな理由も相まって、妊婦一人一人に丁寧に向き合ってなどいられないのだ。まだお産が進んでないのに簡単に入院させて、陣痛室のベッドを占領されるのは避けたいのだ。(実際私が出産した日も他に3人産まれている。)
 
 
朝4時半。病院に着いた時には、すでに陣痛間隔なし。激しくずーーーっと痛い。私は勝手に、自分は静かに出産ができる気がしていた。しかし間逆だった。とにかくギャーギャー叫ぶ。まだ他の経産婦が寝てる時間だって?知らねーよ!
 
迎えてくれた2人の助産師が、流れ作業で私を出産服に着替えさせ、ベッドに横たわらせ、腹に機械をつける。
助産師「あなた、叫ぶタイプの妊婦さんね。ちょっとだけ打っとくわね。」と言われ、和痛麻酔をブスリ。
 
しばらくベッドでのたうっていたけど、確かに痛みが少し和らいできた。
 
余裕が出たので助産師に「いつ頃産まれますかね?」と聞くと、
助産師「いつでも産めますよ。産む?」
え…?そんな感じ?
 
「今以上に痛いの…、怖いです。泣」
助産師「じゃあ、いつまでも痛がってなさい。覚悟ができたら、呼んで。」
そう言って別室に立ち去って行く。
 
えーーーーっ!もう何なんや!!!
 
出産って…、
 
思ってたのと全然違う!泣
 
 
痛みが少し和らいだと同時に、付き添って手を握ってくれている夫が可哀想になる。眠気マックスのようで舟を漕いでおり、その度に椅子から転げ落ちている。どうせ立会い出産じゃないし、もう解放してやるか…。夫にロビーでの睡眠を許可する。「俺いなくて大丈夫?」と言いつつも、ちょっぴりうれしそうに退室する夫。いいよ、どうせ何の役にも立たねーし。
 
そうは言っても助産師は、ちょこちょこ様子を見に来てくれる。腰をさすってもらったら、めっちゃ楽になる!夫のさすり方は何やったんや!やっぱり男は役に立たない。 
 
助産師「お産は貴重な体験よ〜〜、楽しまなきゃ♪」
 
はぁ⁈⁈
無理です!!!
 
助産師「赤ちゃんも頑張ってるんだから♪」
そう言い残して、また別室に消えていく。
 
一人ぼっちの時間。和らいでいた痛みも段々また高まっていく。
一人ぼっちと言いつつも実際は子どもと2人なんだよな…。本当かな…。不思議だな…。
 
いつまでも痛がってたって、産まなきゃ終わらない。辛く苦しく、いい事なんかひとつもなかったマタニティライフ。
それも、産みさえすれば終わるんだ!
お産、終わりたい!!!
(決して、早く赤ちゃんに逢いたい♡、ではない。)
 
 
ようやく肚が座った私。子宮口も全開。
 
助産師さん、私、産みます」
 
助産師「よし、じゃあ、分娩台行こう」
 
 
 
 
…ふぅ。思い出すだけで痛みが蘇ってきちゃう。

 

今日はここまで。 
次回こそ、産み終わりますから! lol
 
 
では、Have a nice day!!!